本記事はPR(広告)を含みます。 掲載している数字や条件は、2026年9月30日に各公式サイト・GitHubリポジトリで直接確認したものです。
月額を払わずに自分のPCで画像を作りたいとき、最初に壁になるのはパソコンのスペックです。 Stable Diffusion 3.5 Mediumは公式発表で9.9GBのVRAMを求めています。
結論:GPUのスペックで先に絞り込む
3つとも無料で使えますが、動かせるかどうかは先にGPUのスペックで決まります。 VRAMが少ないPCならFooocusが有力で、Pythonの扱いに慣れているならStable Diffusion本体を直接触る選択肢も出てきます。
- GPUのVRAMが少ない・GPUが無いなら、まずFooocusかComfyUIの導入のしやすさを見る
- 9.9GB以上のVRAMを積んだGPUがあるなら、Stable Diffusion本体を直接動かす選択肢も出てくる
- コマンド操作に抵抗があるなら、ComfyUIかFooocusのアプリ・実行ファイル型を選ぶ
動かすのに必要なPCの条件:GPUメモリとディスク容量で比べる
GPUのメモリ(VRAM)とディスクの空き容量は、3つとも公式ページで条件が違います。 数字が公式に出ている部分だけを並べると、必要なスペックの差が見えてきます。
まずはGPUメモリの目安を見てください。
最低限必要なGPUメモリ(VRAM)の目安
Stable Diffusion 3.5 Mediumは公式発表で9.9GBのVRAMが目安だとしています。 Fooocusは公式のREADMEで、GPUメモリが4GBあれば動く最小構成だとしています。
ComfyUIは公式ドキュメントで専用GPUを推奨としながらも必須にはしておらず、GPUが無い環境でも動かせます。
つぎに、ディスクの空き容量を比べます。
1回のインストールに必要なディスク容量の目安
Fooocusは公式のREADMEで、各ドライブに40GB以上の空き容量を用意するよう案内しています。 ComfyUIは公式ドキュメントのWindows向けページで、インストール1回あたり4.85GB程度を推奨としています。
Stable Diffusionの公式ページには、ディスク容量についての具体的な記載はありません。
| 項目 | Stable Diffusion | ComfyUI | Fooocus |
|---|---|---|---|
| GPUメモリの目安 | 3.5 Mediumで9.9GB(公式発表) | 専用GPU推奨・必須ではない | 4GBで動く最小構成 |
| ディスクの空き容量 | 公式ページに記載なし | 4.85GB程度(インストール1回あたり) | 40GB以上を推奨 |
導入の手間:コマンドを打つか、アプリを入れるか
3つは導入の入り口がまったく違います。 ターミナルでコマンドを打つのか、アプリを入れるだけなのかで、必要な知識の量が変わります。
3つの入り口を早見表にしました。
3つの導入の入り口
Stable Diffusion
仮想環境を作ってpipでインストールする、Python前提の入り口です。
ComfyUI
Windows・Linux・macOS向けの公式アプリかポータブル版を使います。
Fooocus
ファイルを解凍してrun.batを実行するだけで起動できます。
Stable Diffusionは公式リポジトリで、仮想環境を作ってからrequirements.txtを読み込む手順を示しています。 ComfyUIは公式のREADMEで、Windows・Linux・macOSに向けたデスクトップアプリやポータブル版を用意しているとしています。
Fooocusは公式のREADMEで、ファイルを展開してrun.batを実行するだけで起動できると案内しています。
| 項目 | Stable Diffusion | ComfyUI | Fooocus |
|---|---|---|---|
| 導入の入り口 | 仮想環境の作成とpipインストール | 公式アプリまたはポータブル版 | ファイル展開とrun.bat実行 |
| 必要な操作 | ターミナルでコマンドを打つ | インストーラーを使う | ダウンロードして展開するだけ |
Stable Diffusionが向く人・向かない人
Stable Diffusionが向くのは、Pythonの扱いに慣れていて、モデルや設定を自分で細かく調整したい人です。 GUIのインストーラーが無いぶん、最初の一歩の手間は3つの中でいちばん大きくなります。
コマンド操作に慣れていない人にはハードルが高めです。 ComfyUIかFooocusから触り始めるほうが、早く画像を作り始められます。
ComfyUIが向く人・向かない人
ComfyUIが向くのは、Windows・Linux・macOSのいずれかで、公式アプリかポータブル版から入りたい人です。 専用GPUが無くても動かせる設計なので、ノートPC中心の人にも選びやすくなっています。
ただし、ノードを組み合わせて処理の流れを作る画面に慣れるまでは、操作に戸惑う場面が出てきます。 仕組みを理解しながら使いたい人には向いていますが、とにかく早く1枚作りたい人には遠回りになることがあります。
Fooocusが向く人・向かない人
Fooocusが向くのは、ファイルをダウンロードして展開し、run.batを実行するだけで始めたい人です。 GPUメモリが4GBあれば動く最小構成なので、3つの中でもっとも手軽な入り口になります。
一方で、細かいパラメータを1つずつ調整したい人には、機能の見え方がシンプルすぎると感じられることがあります。 仕組みを自分で組み立てたい人は、ComfyUIかStable Diffusion本体のほうが向いています。
結局どれを選ぶか:3つの比較まとめ
GPUメモリが少ない・とにかく早く試したいならFooocusです。 処理の流れを見ながら組み立てたいならComfyUIが向きます。
Pythonで中身まで触りたいならStable Diffusion本体を選ぶとよいでしょう。 まず1枚作ってから、自分に合う入り口かどうかを確かめてください。
- まず1枚作ってみたい → Fooocus
- 処理の流れを自分で組みたい → ComfyUI
- モデルや設定を細かく触りたい → Stable Diffusion本体
選定基準:なぜこの3つを比較したか
自分のPCで画像生成を動かす代表的な入り口として、3つのツールを選びました。 モデル本体のStable Diffusion、ノード型のComfyUI、ワンパッケージのFooocusです。
GPUメモリやディスク容量、導入手順について、公式のGitHubリポジトリか公式サイトに具体的な記載があることを基準にしています。
料金や商用利用の条件は、3つとも比較に足るだけの公式情報が揃わなかったため、今回の軸からは外しました。
確認できなかったこと
公式ページだけを根拠にしたため、次の点は今回確認できていません。
- Stable Diffusionの公式ページに、ディスクの空き容量についての具体的な記載があるかどうか
- ComfyUIの専用GPUを使わない場合の、実際の生成速度がどの程度になるか
- Fooocusの最小構成(GPUメモリ4GB)で、実際にどの程度の時間で1枚を生成できるか
- 3つのツールが、Windows以外の環境(Linux・macOS)でも同じ条件で動くかどうか
