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Synthesia・HeyGen・Runway 比較|AI動画は「月に何分作れるか」で選ぶ(2026年8月版)

この記事の料金・仕様は時点で各社の公式ページを確認したものです。

時間の器と動画フレームでAI動画の制作量を表した抽象イラスト

Synthesia・HeyGen・Runway は同じ「AI動画」という言葉で並びますが、作れるものが別物です。この記事は「月にどれだけ作れて、いくらか」で3つを分けます。

結論

研修動画
Synthesia Starter(月29ドル)は持ち出し可能になるが、作れる量は月10分。
月ごとに波
HeyGen Creator(月29ドル)はクレジットを翌月に繰り越せる。
映像生成
Runway Standard(月15ドル)はGen-4.5なら52秒分。秒単位で考える。
無料確認
HeyGen Freeは月3本試せる。Synthesia無料は書き出せない。

PR表記: 本記事にはアフィリエイトリンクを含む場合があります。掲載している評価・比較は、各社の公式情報にもとづいて編集部が独自に整理したものです。

公式情報の確認日: 2026年8月21日

「AI動画を作りたい」と検索すると、Synthesia・HeyGen・Runwayが並んで出てきます。でもこの3つ、そもそも作れる動画が別物です。

何を作るツールか
Synthesia人(アバター)が原稿を喋る動画。研修・マニュアル・社内説明
HeyGen人(アバター)が原稿を喋る動画。SNS・マーケ寄り
Runway映像そのものを生成。Bロール・イメージ映像・映像表現

SynthesiaとHeyGenは競合ですが、Runwayは別カテゴリです。 「喋る人が欲しい」のか「映像が欲しい」のかで、まず候補が2つに絞れます。

そのうえで、比較の軸は1つです。月にどれだけ作れるか。


結論:思っているより、作れる量が少ない

これがこの記事でいちばん伝えたいことです。

最安の有料プランその料金で月に作れる量
SynthesiaStarter 月29ドル動画10分
HeyGenCreator 月29ドル600クレジット(1本最大30分)
RunwayStandard 月15ドル(年払い月12ドル)Gen-4.5なら52秒

Runwayの公式ページは、Standardプランの625クレジットについて 「Gen-4.5で52秒、Gen-4 Turboで104秒、または1080pのGen-4画像78枚」 と自ら説明しています。

月15ドルで、最新モデルなら1分未満です。

これは決してRunwayが割高という話ではなく、映像生成は秒単位で高いという事実です。Gen-4.5は5秒あたり60クレジット。5秒のカットを10本作ったら、それだけで月の枠を使い切ります。

「毎日AI動画を投稿する」といった計画を立てる前に、この数字を見てから月額を決めてください。


🚨 無料プランの落とし穴

3社とも無料プランがありますが、それぞれ違う形で「仕事には使えない」ようになっています。

無料でできることできないこと
Synthesia月10分の動画作成・9体のアバターダウンロードできないSynthesiaロゴが消せない
HeyGen月3本まで・1本1分まで1分を超える動画・ウォーターマーク削除
Runway125クレジット(一度きり)毎月の付与なし

Synthesiaの無料プランは、公式ページ上で**「動画のダウンロード」と「Synthesiaロゴの削除」がStarter以上の項目として書かれています。つまり無料では作れても持ち出せません**。ブラウザで見るだけです。

Runwayの125クレジットは一度きりで、毎月もらえるものではありません。Gen-4.5だと約10秒分です。

「無料で試す」は品質確認までと考えたほうが正確です。


Synthesia:分単位。研修動画向き

BasicStarterCreatorEnterprise
月額$0$29$89要問合せ
月の付与クレジット1,2003,600カスタム
動画(またはAI吹き替え)10分/月10分/月30分/月無制限
AIアバター9体125体以上180体以上240体以上
パーソナルアバター5体無制限
言語・音声160以上160以上160以上160以上
席数編集者1編集者1+ゲスト3編集者1+ゲスト5カスタム
ダウンロード・ロゴ削除
APIアクセス

⚠️ Starterの10分は、無料プランと同じ枠です。 Starterで増えるのは「持ち出せるようになること」と「アバターの数」であって、作れる分数ではありません。

⚠️ リップシンクを有効にすると消費クレジットが2倍になります。翻訳吹き替えで口の動きまで合わせると、30分の枠は実質15分です。

⚠️ Studio Express-1アバター(高品質な自分の分身)は年1,000ドルの別料金で、年間プラン契約者のみ。作成に最大10日かかります。

Synthesiaは「160以上の言語」が強みです。 同じ研修動画を多言語展開する用途では、ここが効きます。


HeyGen:クレジット制。SNS・マーケ寄り

FreeCreatorProBusiness
月額$0$29$49$149
月の付与クレジット6001,0001,500
1本あたりの上限1分30分30分60分
書き出し1080pまで1080p4K4K
本数月3本
ストックアバター500体以上700体以上700体以上700体以上
音声クローン1つ無制限無制限無制限
言語30以上175以上175以上175以上
ウォーターマーク削除
クレジット繰越

追加の席は1席あたり月20ドル(Business)。

HeyGenの利点は「クレジットが繰り越せる」ことです。 忙しくて作れなかった月の枠が消えません。Synthesiaの「月10分」は使わなければ消えます。

同じ月29ドルでも設計が違います。 Synthesiaは分数で管理、HeyGenはクレジットで管理して繰り越せる。制作ペースが月によってブレる人はHeyGen、毎月一定量を作る人はSynthesiaが合います。


Runway:秒単位。映像そのものを作る

FreeStandardProMax
月額(月払い)$0$15$35$95
月額(年払い)$12$28$76
月の付与クレジット125(一度きり6252,2509,500
Gen-4.5 換算約10秒52秒187秒791秒
4Kアップスケール
ウォーターマークありなしなしなし
ストレージ5GB500GB
クレジット繰越1か月

Gen-4.5は5秒あたり60クレジット。 ここを起点に計算すると、必要なプランが見えます。

  • 月に1分の映像 → Standard(月15ドル)でぎりぎり
  • 月に3分の映像 → Pro(月35ドル)
  • 月に13分の映像 → Max(月95ドル)

⚠️ 失敗したカットもクレジットを消費します。 一発で思い通りの映像が出ることは少ないので、上の計算は「完成尺」ではなく「生成した合計尺」で考えてください。 実際に使える尺はこの数分の1になります。


用途別のおすすめ

こういう人おすすめ理由
社内マニュアル・研修動画を作りたいSynthesia Starter(月29ドル)分単位で管理でき、160以上の言語に対応
制作量が月によってブレるHeyGen Creator(月29ドル)クレジットを翌月に繰り越せる
4Kで書き出したいHeyGen Pro(月49ドル)個人向けで4K書き出しができる最安
イメージ映像・Bロールが欲しいRunway Standard(月15ドル〜)アバター系2社では作れない領域
映像を毎日作るRunway Max(月95ドル)未使用クレジットを1か月繰り越せるのはMaxのみ
まず品質を見たいHeyGen Free月3本作れる。Synthesia無料は書き出せない

検証済みと未検証の線引き

検証済み: 各社の公式料金ページに記載されている金額・付与クレジット・利用枠・機能の有無。Runwayの秒数換算は公式ページ自身が提示している数値です。すべて2026年8月21日に直接確認しています。

未検証(本記事では判断していないこと):

  • HeyGenのクレジットが動画何分に相当するか(公式料金ページにクレジットと分数の換算が記載されていないため。「600クレジットで何分」は推定していません)
  • Synthesiaのクレジットと分数の関係の詳細(公式ページは「1,200クレジット=最大10分」と示していますが、機能ごとの消費レートの一覧は確認できていません)
  • 生成品質・日本語の口の動きの自然さ(同一原稿での比較生成を行っていないため)
  • 日本語ナレーションの品質(各社とも公式ページに日本語固有の精度を示す数値がないため)
  • 日本円での表示価格(今回取得できたのは米ドル表示のページのみのため)
  • 各社の商用利用条件の詳細(今回は料金ページのみを確認しており、利用規約本文は別途確認が必要です)

分からないものは「分からない」と書きます。 推測した数字は載せません。


出典(すべて公式・2026年8月21日確認)


変更履歴

日付内容
2026-08-21初版公開。Synthesia・HeyGen・Runwayの料金と月間制作可能量を公式情報で比較