リサーチAI

Perplexity・ChatGPT・Gemini でAIリサーチ比較|「無料でどこまで調べられるか」で選ぶ(2026年8月版)

この記事の料金・仕様は時点で各社の公式ページを確認したものです。

3つの情報源から1つの答えが立ち上がる抽象イラスト

調べもの用のAIは3つとも無料プランがありますが、無料でできる範囲がまるで違います。この記事は「お金を払わずにどこまで調べられるか」で3つを分けます。

結論

まず無料で
ChatGPT検索とGemini Deep Researchを試して、足りなくなったものだけ課金でよい。
公式だけ調べたい
ChatGPT Deep Researchは調査対象ドメインを指定できる。
毎日大量調査
Perplexity Maxは月10,000クレジット。ただし年払いはWebアプリ版のみ。
注意点
Perplexity Pro(月20ドル)は月次クレジット配布がない。

PR表記: 本記事にはアフィリエイトリンクを含む場合があります。掲載している評価・比較は、各社の公式情報にもとづいて編集部が独自に整理したものです。

公式情報の確認日: 2026年8月21日

「AIに調べものをやらせたい」と思ったとき、選択肢は大きく2種類あります。

  • 検索(Search) — 数秒で答えとリンクを返す
  • 深い調査(Deep Research) — 数分かけて何十〜何百のページを読み、出典つきのレポートを作る

この2つは別物です。そして、お金がかかるのは後者だけというのが2026年8月時点の実態です。


結論:まず無料で試せる。有料化は「深い調査を毎日やる」ようになってから

いきなり月20ドルを払う必要はありません。

検索(速い)深い調査(数分かかる)
ChatGPT無料。ログアウト状態でも使えるプランごとに回数枠。国によっては使えない
Gemini無料全ユーザーが使える(Thinkingモデル)。Pro/Ultraは上限が上がる
Perplexity無料プランありPro 月20ドル/Max 月200ドル

OpenAIの公式ヘルプは、ChatGPTの検索について**「ログアウトした無料ユーザーもアクセスできる」**と明記しています。アカウントすら要りません。

Googleの公式ヘルプも、Deep Researchについて**「全ユーザーがThinkingモデルでレポートを作成できる」**と書いています。Google AI Pro・Ultraになるとより高品質なProモデルが使え、作成できるレポート数の上限が上がる、という差です。

「まず無料で3つ触って、足りなくなったものだけ課金する」で足ります。


🚨 Perplexity Proの落とし穴:月20ドルでもクレジットは毎月もらえない

これは公式ヘルプを読まないと絶対に気づけない部分です。

Perplexity公式ヘルプの「How Credits Work」には、こう書かれています。

プラン月次クレジット一度きりのボーナス
Pro配布なし4,000クレジット(30日で失効)
Max10,000 / 月35,000クレジット(30日で失効)
Enterprise Pro500 / 月8,000クレジット(30日で失効)
Enterprise Max15,000 / 月40,000クレジット(30日で失効)

つまり Pro(月20ドル)を契約しても、クレジットを使う機能(Perplexity Computer)は毎月の配布がゼロです。最初のボーナスを使い切ったら、都度買い足すか、Maxに上げるしかありません。

公式ヘルプの表現をそのまま引くと「After your bonus runs out, Pro plans do not include monthly credits.」(ボーナスを使い切ったあと、Proプランに月次クレジットは含まれない)です。

「月額を払えば毎月使える」という思い込みで契約すると、ここでつまずきます。

なお、Proに含まれるのは複数の最新モデルへのアクセスです。公式ヘルプは GPT-5.2・Claude Sonnet 4.6・Gemini 3.1 Pro を例として挙げています。「1契約で各社の最新モデルを横断で使える」ことがPerplexity Proの価値であって、クレジット機能はそこに含まれない、という整理になります。


料金の全体像

Perplexity

プラン料金備考
Free(Standard)$0
Pro$20 / 月最新モデル横断アクセス。月次クレジットなし
Max$200 / 月 または $2,000 / 年月10,000クレジット。年払いはWebアプリ版のみ

⚠️ Maxの年払いはWebアプリからしか選べません。スマホアプリから契約すると年払いにできません。またMaxはFreeまたはProの一般ユーザーのみが契約でき、法人はEnterprise Maxが案内されます。

Google(Gemini)

プラン料金(米ドル表示ページ)Deep Research
無料$0使える(Thinkingモデル)
Google AI Plus(2TB)$9.99 / 月
Google AI Pro(5TB)$19.99 / 月Proモデル・上限アップ
Google AI Ultraレポートにグラフ・図解・インタラクティブなシミュレーターが入る

Google Oneの料金ページはアクセスする国によって通貨表示が変わります。上表は米ドル表示のページの数字です。

ChatGPT

Deep Researchの回数は公式ヘルプ上で**「プランによって異なる」**としか書かれておらず、具体的な回数は公開されていません。アプリ内の利用カウンターで残り回数を確認する方式です。月間枠が固定されているプランでは、初回利用日から30日ごとにリセットされます。

(ChatGPT自体のプラン料金は別記事「ChatGPT・Claude・Gemini 料金比較」で扱っています)


出典の出方の違い

「AIの答えを仕事に使えるか」は、出典が追えるかどうかで決まります。3つとも出典は付きますが、出方が違います。

出典の出方
ChatGPT 検索回答内にインライン引用。ホバーで出典が見え、クリックで元ページへ。引用が出ない場合は「Sources」から一覧を開く
ChatGPT Deep Researchレポートに引用リンク。目次・使用した情報源の一覧・調査の進行履歴が付く。Markdown / Word / PDF で書き出せる
Gemini Deep Research複数ページのレポート。**Audio Overview(音声要約)**にもできる。Googleドキュメントへ書き出せる
Perplexity回答に出典リンク(各プラン共通)

ChatGPTのDeep Researchは**「調査の進行履歴(activity history)」**が残るのが特徴です。どういう順番で何を読んだかを後から追えます。誰かに説明する資料を作るときに効きます。


調べる範囲を自分で決められるか

ここも実務では大きい差です。

ChatGPT Deep Research は、調べるサイトを自分で指定できます。公式ヘルプによると、

  • 指定したドメインだけに限定する
  • 指定サイトを優先しつつ、Web全体も検索する

の2つを選べます。「公式サイトだけ読ませる」ができるということです。まとめサイトや個人ブログの二次情報を混ぜたくない調査で効きます。

Gemini Deep Research は逆方向で、Web検索に加えて自分のGmail・Drive・Chatを情報源にできます。社内資料と公開情報を突き合わせる用途向けです。最大で数百のWebサイトを自動で読みに行き、150か国・45以上の言語で提供されています。

なお、ChatGPTのDeep Researchは連携アプリに対して読み取り操作しか行いません。「調査させたらファイルを勝手に書き換えられた」は起きない設計です。


使い分けの結論

こういう人おすすめ理由
とりあえず出典つきで調べたいだけChatGPT 検索(無料)ログインすら要らない。最も敷居が低い
数分待って、しっかりしたレポートが欲しいGemini Deep Research(無料)無料ユーザーもレポートを作れる。5〜10分で完成
公式サイトだけ読ませて調査させたいChatGPT Deep Research調査対象ドメインを指定できるのは3つの中でここだけ
Gmail・Driveの社内資料と公開情報をまとめたいGemini Deep ResearchWorkspaceを情報源に指定できる
1契約で各社の最新モデルを横断で使いたいPerplexity Pro(月20ドル)GPT-5.2・Claude Sonnet 4.6・Gemini 3.1 Proなどに1つの契約でアクセスできる
毎日大量に調査を回すPerplexity Max(月200ドル)月10,000クレジット。ただし年払いはWebから

検証済みと未検証の線引き

検証済み: 各社の公式ヘルプ・公式料金ページに記載されている金額・提供条件・制限の有無。すべて2026年8月21日に直接確認しています。

未検証(本記事では判断していないこと):

  • ChatGPT Deep Researchの具体的な回数(公式ヘルプが「プランによって異なる」としか書いておらず、数値が公開されていないため)
  • GeminiのDeep Researchの1日あたりの上限回数(公式ヘルプに上限がある旨の記載はあるが、具体的な数値の記載がないため)
  • Perplexity Freeプランの検索回数の上限(今回取得した公式ヘルプに数値の記載がなかったため)
  • 日本国内でのChatGPT Deep Researchの提供可否(公式ヘルプが「国・地域による」としており、日本を名指しした記載を確認できなかったため)
  • Perplexityの日本円表示価格(今回取得できたのは米ドル表示のページのみのため)
  • レポートの品質比較(同一のテーマで3つに調査させた実測を行っていないため。回数制限のある機能であり、公平な条件での比較が現時点でできていません)

分からないものは「分からない」と書きます。 推測した数字は載せません。


出典(すべて公式・2026年8月21日確認)


変更履歴

日付内容
2026-08-21初版公開。Perplexity・ChatGPT・GeminiのリサーチAI機能を公式情報で比較